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人気ホイール比較対決#2 レーシング3 C17 vs カンパニョーロ ゾンダ C17


ロードバイクに乗り始めて、

ウェアペダルなどのアイテムがそろうと、

今度はパーツを換えてみたくなりますね。



その中でもホイールは唯一、

タイヤとともにバイクが地面と接するパーツとして、

走りに大きな影響をもたらしてくれます。



初心者を抜けだし、

より快適でより速い走りを実現する、

ミドルクラスのホイールの定番といえば、

レーシング3 C17と、

カンパニョーロ ゾンダC17です!



でも、この2大巨頭ともいうべきミドルクラスの朋友を、

徹底的にわかりやすく評価した記事は正直、見かけません・・・




そこで、このページでは、

「人気ホイール比較 ミドルクラス編」として、

この2つのホイールをこれでもか、というほど比較して、

それぞれの「走り」の特徴を

ご紹介したいと思います!



 

仕様の比較


まずは、それぞれの仕様を見てみましょう。

 
  レーシング3 C17 カンパニョーロ
ゾンダ C17
重量 1560g 1596g
リムタイプ クリンチャー/WO クリンチャー/WO
リム高 F:27mm, R:30mm F:27mm, R:30mm
リム幅 22.5mm, C17 22.5mm, C17
スポーク 2:1 スポークレシオ
F:16本, R:21本
(左7 & 右14)
MEGA-G3
F:16本, R:21本
(左7 & 右14)
ハブ フランジ: アルミ
ボディ: アルミ
フランジ: アルミ
ボディ: アルミ
ベアリング スチール スチール
対応カセット シマノ 10-11S、
カンパ 9-11S
シマノ 10-11S、
カンパ 9-11S
定価 88,560円 72,360円(シマノ)
71,280円(カンパ)



基本的にはレーシング3 C17もゾンダも

ミドルクラスと位置付けられるホイールで、

それぞれのパーツや構成は似ています。



ただし、この両者は大きく次の2点が異なります。


・定価

・重量とスポーク構成


後者は両ホイールの「走りの違い」に、

影響しています。


この点について、

比較しながら詳細に考察していきましょう。

 

高剛性&軽量のレーシング3 C17とバランスのゾンダC17


カンパニョロ ゾンダのC17ワイドリム化は重量にも

大きな違いを生み出しました。



ゾンダは、C15の旧モデルは1550gでしたが、

ワイドリム化した2017年モデルは1596g

46gも重くなっています。



一方のレーシング3 C17はワイド化したときに

最新技術を導入して、

10gの重量アップに抑えました。


レ―シング3 C17の重量は1560gですので、

ゾンダ2017年モデルよりも

36g軽いことになります


たかが36gというなかれ!


これはほぼリム重量の差ですので

回転半径の2乗に比例する

慣性モーメントには、大きな影響を及ぼします。



つまり、実際以上に、ゾンダは重く感じ、

また、実際以上にレーシング3 C17は軽いので、

レースの中でも重量差がもっとも顕著に表れる

ヒルクライムだけでなく、

軽量性が有利に働く様々な局面で力を発揮すると言えます。



そしてもう一つ、

スポークの組み方も異なります。



ゾンダ_メガG3



こちらのゾンダはMega G3という組み方ですが、

これはスポークを3本ずつをセットにし、

エアロ性能にすぐれた効果を示します。



これに対してレーシング3 C17では

2:1 スポーク・レシオという組み方で、

Mega G3よりも外側に放射状に延ばずことで

ねじれを抑え、剛性を高くしています。



レーシング3 C17



これにより、ゾンダが軽やかで

バランスの良い走りするのに対し、

レーシング 3は、ダイレクトに反応し、

卓越した加速性能や推進力を示してくれます。



以上のような特徴から考えると、

ロングライドやグランフォンドなどで、

平地中心に速度変化が少ないコースでは、

安定性や快適性に優れたゾンダが合います。



またをヒルクライムや実戦レースなどで、

アップダウンやアタックなどがあるコースでは

軽量で反応性に優れたレーシング3 C17がおすすめです。


 

デザインはおこのみで!


ホイールを何にするかの決め手は

重量やホイールごとの特徴であり、

「走り」の違いが一番ですが、

やはりデザインも非常に重要ですよね!




個人の好みが大きく影響しますので、

どちらのデザインがすぐれているとは言えませんが、


レーシング3は、C17リムとなった

現在のバージョンから、ZONDAと同様に

基本黒1色となりました。



レーシング3 C17は、

フルクラムのホイール全般に言えますが、

数字が特徴的なデザインになっています。


白く力強くデザインされた”3”のロゴが

ホイール全体を引き締めている

ように感じます。



レーシング3ロゴ





 

試乗インプレ「乗りこなす」レーシング3 C17と「身をゆだねる」ゾンダ


では、ここからは実際に乗った時の

インプレをご紹介しましょう。



まずレーシング3 C17ですが、

やはり走りますね!

特にヒルクライムでは、その軽さ

ゾンダと比較して際立ちます。



これは、ホイールだけではなく、

タイヤの軽さから来る影響もあるのですが、

それに高い剛性も加わって、

グイグイ登る感じがしっかり伝わります。



硬いといわれるだけあって、

多少突き上げる感じもあるのですが、

「乗りこなす」という感覚

楽しくなるホイールでもあります。




これに対してゾンダは、やはり快適です。

ただフカフカしすぎる気もします。



全体としては、しなりもあり、それに合わせて

自然にリズムに乗れる快適なホイールで、

「身を任せる」快適で安心なホイールと言えます。


 

トータルバランスでおすすめするのは○○!


ロードバイクにおいて、軽さは正義です。

それは、疑う余地はないでしょう。


ホイールだけでなく、フレームも、フォークも、ポストも・・・

すべて軽量なカーボンが出回って、プロも使用していますよね。



気になる「定価」については、

レーシング3 C17には最新技術も投入して性能差がある分、

ZONDAの方がお安く手に入りますが、


もしZONDAを購入して、

その後走りをアップしたいと思った時に、

その価格差(1万数千円?)を足しても

性能アップはできないですよね。


最初から性能のいい方を選んでおけばよかった・・・

私は過去それで悔しい思いをしたことが

家電など、ホイールに限らず何回もあります。



同じミドルレンジのホイールで

お迷いでしたら、

間違いなくレーシング3 C17をおすすめいたします!




軽さが生み出す、機敏性と登坂性能。


そして、実戦レースでの攻撃性を持ちあわせながら

どの場面でも頼りになる「走り」の性能


最新技術を採用した先進性



フルクラムホイール専門店の当店が

自信をもっておすすめする

ミドルレンジの最高峰グレード

アルミクリンチャーホイール、

それが、

レーシング3 C17





商品ページで、

どうやって軽量化を実現したのか、など

レーシング3 C17のことをもっと詳しく掘り下げています。


お客様からいただいたインプレも多数掲載中です♪


どうぞ、一度ご覧になってください。

きっと新しい世界観が垣間見えるはずです。


商品ページはこちら⇒レーシング3 

 

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